火の燃える炉

私たちの使える神は、火の燃える炉から私たちを救い出すことができます。（ダニエル３：１７）

旧約聖書にはありえないようなすごい話がたくさん出てきます。

ここでも、当時の王が勝手に金の像を作り、それを拝むように法律を定め、それに従わないと、火の燃える炉の中に投げ込むと決めたのでした。

いくら激動の現代と言っても、今の時代にはありえないようなことです。

こんな恐ろしいことを言われれば、抵抗せずに、従っておこうと考えるのが、普通の人ですし、当時の人々もそうでした。

ところが、あくまでも本物の神に忠実だったシャデラク、メシャク、アベデネゴの３人は本物の神に対する忠誠を守り通し、神は火の燃える炉の中からも救い出してくださると信じて、王に反抗して、王の作った像を拝みませんでした。

王は怒り狂って、３人を通常の７倍も熱くした炉の中に投げ込みます。

ところが、この３人は全く火傷をすることもなく、さらに炉の中でもう一人の神の子に守られていたというのです。

私たちは神の使命の前に忠実に歩もうとすると、いろいろな障害にあいます。

それは自分の能力の壁であったり、いろいろなしがらみによる限界だったりします。

そうした逆境は、特に大きな神の働きが現れる直前に、炉が７倍熱くされたように、さらに大きくなるのです。

しかし、この３人の神の働きを信じ続けた人々のように、神の助けを信じて、歩み続ける時、奇跡が起こるのです。

今あなたの目の間で炉が７倍熱くされているかもしれません。

今あなたはその中に放り込まれ様とされているかもしれません。

でも、あなたは神の導きに忠実である時、何も恐れる必要はないのです！

必ず、奇跡的な働きによって、チャレンジの中から生還するのです！！