私たちは、この宝を土の器の中に入れているのです。2コリント4:7
私たち人間はどんなに強いように見えても、ちょっとしたきっかけで、また何かの不慮の事態によって、希望を失い、力を失うことがあります。
この私たちの本質を、聖書はこの箇所で土の器に例えているのです。
土器からできている器が、少しの刺激で、ちょっと落とすだけですぐに壊れてしまうように、神は私たちの心が、極めて脆いものであることをよく知っておられるのです。
しかし、神は私たちを土の器として創っただけで終わらずに、同時に私たちに最高の宝を与えてくださっているのです。
自分の力だけで土の器を強くしようと思っても限界があることを知った上で、神はあなたを強めるために素晴らしい力と希望、愛を与えてくださっているのです。
もし、あなたが神の働きを無視して、自分の力だけで歩もうとすると、土器が容易にちょっとしたことで欠けてしまうように、あなたの心も、様々な外的な影響を受けます。
しかし、心が神に繋がっているときに、私たちは常識を超えた物凄い働きを行うことができるのです。
神は自身の素晴らしさを表すために、あえて私たちを鉄の器ではなく、土の器として創っているのです。
それは、私たち人間が誇ることなく、神の素晴らしさが現れるためなのです。
あなたが自分の力には限界がと思っても、自分の働きだけでは乗り越えることができないことがあっても、そこに神の奇跡的な力が現れることを信じて歩む時に、人々はあなたの父の器が鉄の器に関わり、そしてそれが光輝くのを見ることになるでしょう。
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