“実に神は、すべての人間に富と財を与えてこれを楽しむことを許し、各自が受ける分を受けて自分の労苦を喜ぶようにされた。これこそが神の賜物である。
こういう人は、自分の生涯のことをあれこれ思い返さない。神が彼の心を喜びで満たされるからだ。”
伝道者の書 5章19~20節
私たちはこの状況さえ変われば、これさえ手に入れば、、、と思っている時があります。
そして、本当に状況が変わったり、手に入ったりした途端に、「あれ?こんなはずではなかった」と思ったことはありませんか。
また違ったものを追い求めてしまうのです。
この詩篇の箇所を書いたソロモンは当時最大の富豪でした。
本当にあらゆる必要な「もの」は全て満たされていたのです。
その彼がこの伝道者の書の初めに「見よ、全ては空しく、風を追うようなものだ」と語っているのです。
そして、書の後半で彼が至った結論がこの言葉です。
神に備えられた日々を感謝して生きる時、「自分の生涯のことをあれこれ思い返さず、一つ一つのことにとらわれず、神の喜びのなかに生きる事ができる」と書いているのです。
神とのつながりが強くなるとき、今日1日神に与えられたものに、一つ一つ、いちいち感謝するようになり、そうした毎日の積み重ねが本物の喜びで満たされた人生につながるのです。
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