“自分たちの道を尋ね調べて、主のみもとに立ち返ろう。
自分たちの心を、両手とともに、天におられる神に向けて上げよう。”
哀歌 3章40~41節
私たちは自分の存在価値、アイデンティティーを、外的な目に見えるもので規定しているものです。
あなたが所有しているもの、立場や肩書、職業によって、自分は社会の中でどのような立場にあって、どのような役割があるかを規定しているものです。
でもあなたのアイデンティティーが、そうした外部にあるものに 基づく時、外部の環境が変わるたびにあなたの中のアイデンティティーは揺さぶられることになります。
自分が何者であるかと言う価値観を決めている基盤が揺さぶられる時、自分の存在自体に危機感を覚えるようになり、それが様々な変わった形として外に溢れ始めるのです。
それは時に怒りであったり、悲しみや鬱であったり、闘争心であったりといった様々な否定的なものに形を変えてあなたの外に現れ始めるのです。
それまで自分の存在を支えていたはずのものが、一転してあなたの存在を脅かすものに変わっていくのです。
そんな時、もう一度神に向かい合って、自らの創造主を覚えることが大切なのです。
あなたは何をしていようと、社会的にどんな存在であろうと、経済的にどのような状況にあろうとも、神はいつもあなたを最高の存在として見てくださっているのです。
どんなに外に風が吹きあふれてようと、どんな時もいつも共におられる神が常にあなたを温かく見守っているのです。
神があなたのために備えてくださった最高の人生は、今の外的な環境の嵐に全く左右されることなく一つ一つ確実に進んでいくのです。
神の完全な守りと導きを知った時、何とも言えぬ人知をを超えた神の平安が与えられ、それが結果としてあなたの中に本当に落ち着いた行動を促し、今自分のできることのベストを尽くすようになるのです。
神に基づいたアイデンティティーの中に生きる時、やがてあなたの平安な心が周囲の人々にも安らぎを与え、あなたは人生はこれまでと全く違った方向へと進むようになるでしょう
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