彼のうちには真理がないからです。
ヨハネの福音書 8章44節
聖書にはサタン(悪魔)と言う概念が書かれています。
何か悪魔と言われると不気味なものを想像してしまいますが、これは誰の中にもある否定的な考えや声のことを指しているのです。
私たちは、日々の生活の中で、知らないうちに、たくさんの否定的な声を自分の中に聴いています。
そんな事は自分にはできないとか、あんなことをやらなければよかったとか、こんな才能は自分にはないとか言った声をふとしたきっかけに、自然に自分の中に語ってしまっていることがあります。
私たちがこうした声に対抗する手段を持たなければ、知らず知らずのうちに、そうした声を受けてしまい、自らのうちに神が与えてくださった多くの可能性を引き出すことができなくなってしまうのです。
聖書の中には「あなたはあなた方を強くしてくださる方によってどんなことでもできる」とか、「神はいつもあなたのために最善を備えてくださっている」といった自らの中に響く否定的な声に立ち向かうための素晴らしい言葉がたくさん染められています。
神につながる時、こうした言葉が本当の力を持って、自分の中に響く否定的な声を退けていくのです。
まず、自分の中に響いている声を神が語られている言葉で一つ一つ置き換えていく時、あなたの中に知らない間に作られた壁や鎖が解き放たれて行くのです。
そして、あなたは今まで全く気づくこともなかった神に与えられた素晴らしい才能を見出していくことでしょう。
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