はるかに大きなスケールの期待

“しかし、このことは、「目が見たことのないもの、耳が聞いたことのないもの、人の心に思い浮かんだことがないものを、神は、神を愛する者たちに備えてくださった」と書いてあるとおりでした。”

コリント人への手紙 第一 2章9節

私たちは日々の生活の中で、こうなってほしいという様々な良い結果のシナリオを期待します。

時々信仰を持って神の働きを信じるようになると、神が素晴らしい働きをしてくださるから、必ずこの状況はこの時までに改善する、必ずこんな形でに良くなると言って、勝手に自分で決めた期待が自分の時間軸の中で起こるはずだと信じこむ事があります。

そしてそうした期待が大きければ大きいほど、自分の考えに固執すればするほど、現実との違いがより明確になって、どうして信じているのにこんなことになってしまうのか、どうしていつまでたっても状況が変わらないのかと言って、いつの間にか期待がストレスを産むだけになってしまうことがあります。

しかし、本当に神を信じるようになると、神への信頼と完全な従順さが同時に生まれてくるのです。

神は常に私たちにベストであり、どんな時でも私たちを最善に導いてくださっていると言う神の愛の大きさの本質に気がついて、私たちはいつまでも自分の小さな枠の考えに囚われなくなります。

どんなにこれが最善な方法で最善のタイミングだと思っても、そうした自分で考える事のできるようなシナリオは、短期的で近視眼的で、小さなスケールの良い事に過ぎないことを知るのです。

時には一時的に遠回りに思える方法や、試練さえも私たちの成長のために必要なものを最善のタイミングで備えていてくださるのです。

神の働きは、私たちの人生を貫いて、もっと長いスケールで、しかもあなたが全く考えもしないようなもっと大きな素晴らしい方法で、あなたを導こうとしておられます。

この神の時間軸とスケールを知って、神の導きに素直に委ねて歩むようになると、自分の計画がうまくいかないとか、思うように事が進まないといって、いちいちストレスにならなくなります。

そして、今できることに益々力を注ぐ事ができるようにな理、やがて神の最善のタイミングで大きな飛躍が起き、神の働き人として、益々大きく用いられるようになるのです。

神の働きは、いつも目が見たこともないもの、耳に聞いたこともないもの、心に思い浮かんだことをないようなものです。

自分の小さなスケールで考えられる枠を出て、神の導きに身を委ねる時、神と共に歩む素晴らしい人生が展開していくのです。

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