“敵は私のたましいを追いつめ私のいのちを地に打ちつけ死んで久しい者のように私を闇にとどめます。
それゆえ私の霊は私のうちで衰え果て心は私の中で荒れすさんでしまいました。”
詩篇 143篇3~4節
詩篇の中には勇者の正直な心の告白がたくさんあります。
どんなに神に大きく用いられた人であっても、いつも神への感謝に満ち溢れ、喜んでいたわけではないのです。
時には、嘆き、悲しみ、神を探し求め、不平を言っていたのです。
私たちはロボットではありません。
いろんな感情が乱れているのが人間です。
私たちは神ではないので、いつも強くはないのです。
ただ、この詩篇の勇者たちは、いつも神に立ち返ることを知っていました。
そして、落ち込み、悲しんだ後、神の素晴らしさに気付き、また神を賛美したのでした。
神は私たちのそうした心の変化を知っておられ、いつもあなたを助けるために側にいるのです。
神は私たちが、あらゆる助け人を失い、希望を失った時、本当に心の底から神を求め、神と繋がる事ができることを知っているのです。
孤独と逆境の中で、本当に神に出会うのです。
あらゆる否定的な環境は、神との結びつきを強くするための機会です。
そして、神と強く繋がるほど、ますます神の働き人として大きく用いられていくのです!