“神の、目に見えない性質、すなわち神の永遠の力と神性は、世界が創造されたときから被造物を通して知られ、はっきりと認められるので、彼らに弁解の余地はありません。”

ローマ人への手紙　1章20節

神の力は、私たちに見えないところで、確実に働いておられます。

私たちが寝ている間に夜が明け、そして季節は確実に変わっていくのです。

私たちには、直接四季を動かしたり時間を勧めたりする神の力を直接見ることができませんが、確実に神の働きは現れて、時を刻んでいるのです。

私たちの人生の中にも神は同じように働いておられるのです。

そして、神はただ単にあなたの人生の時を刻んでいるのだけでなく、あなたに与えた才能を最大限に用いて、神の素晴らしい働きを表そうとされているのです。

そのことに気がつく時、周囲のどのようなあなたを妨げるような働きからも自由になり、あらゆる否定的な影響にとらわれることなく、神の成そうとしている働きが何であるかを、一心不乱に求め、そしてその働きのためにあなたの持つすべての能力と時間を注ぎ込むようになるでしょう。

そして神の素晴らしい働き人として、どこまでも限界をこえて大きく羽ばたいていくことができるのです！

“もし私たちが、神が光の中におられるように、光の中を歩んでいるなら、互いに交わりを持ち、御子イエスの血がすべての罪から私たちをきよめてくださいます。”

ヨハネの手紙 第一　1章7節

社会的な常識では、私たちが良いサービスや、何か役に立つものを提供しない限り、決して報酬が返ってくることはありません。

だからそこ、私たちには、何もせずに無条件で与えられることはあり得ないという価値観にとらわれてしまうのです。

そして、神との関係についても同じ原理を当てはめてしまうのです。

神からの愛を受けるためには、素晴らしい働きを受けるためには、何かをしなければならないと思ってしまうのです。

もちろん、家の中でただ寝ていて素晴らしいことが次々と起こるわけではありません。

しかし、神からの素晴らしい導きと愛を受けるための条件はないのです。

あなたがどんな環境にいようと、どんな地位にあろうと、どんな経済状態にあろうと、神はあなたの人生を素晴らしいものにするために、最善のものを与えようとしておられるのです。

ただ単に素直に心を開いて神の導きを受けるだけでいいのです。

過去の過ちや、自分の能力の足りなさは問題ではないのです。

今日という新しい1日が与えられ、必要な能力も出会いも備えてくださっているのです。

神はあなたの過去の行いに関わらず、いつも最善を導いてくれているという思いが確信になると、過去の失敗にとらわれることなく、自分の能力の限界にとらわれることもなく、神がまた新しい素晴らしい道を作っていてくださることを信じて、日々新しい心で向き合うことができるようになるのです。

あなたが神からの圧倒的な愛と導きを素直に受けるようになると、「しなければならない」が、「せずにはおられない」という状態に変わります。

心が新しくされ、前向きになり、自然に前に進むようになるのです。

その時、あなたは天地の創造主の力とつながって、素晴らしい働き人として用いられるようになるでしょう！！

“神はいつでも、私たちをキリストによる凱旋の行列に加え,,,”

コリント人への手紙 第二　2章14節

私たちの前に、神がいつも素晴らしい道を必ず備えておられ、思うところ願うところを遥かに超えた素晴らしい働きを必ず見ることができると信じて歩むことができる時、私たちの人生の中に希望が生まれ、あらゆる状況の中で、事態が好転することを信じて前進することができるのです。

手に負えない状況に陥ることがあっても、自分の心の中はコントロールできるのです。

不平不満や心配を抱くか、神の導きを信じて希望を持ち続けるかは、あなた次第なのです。

神の働きを信じて前進し続ける時、思わぬ形で状況が変わるのを見る事になるでしょう。

そうした経験を積むごとに、あなたの希望を持つ力は強くなっていくのです。

そして希望をもち続け、行動し続ける内に、思いもかけないようなチャンスと働きを次々と見ることになり、エキサイティングな人生が広がっていくのです！

“神はわれらの避け所また力。苦しむときそこにある強き助け。“

詩篇　46篇1節

神は私たちと共にいつもおられ、語りかけ、導きを与えておられます。

ところが、私たちはしばしば、神の言葉を聞こうとするよりも、むしろ目に見える人や、見聞きする様々な情報からののアドバイスを求めてしまうものです。

なぜなら、神とのつながりは、特に意識しない限り、自然には確立されないからです。

神は、あなたが求めればいつでも答えてくださるところにいますが、求めない限り、決して無理にアドバイスを語ったりしないのです。

いくら他人の助けやアドバイスを求めても、彼らはあなたと同じ境遇にいるわけではありませんし、持っている才能も、バックグラウンドも異なるのです。

ある人にとって最善のアドバイスが、別に人にも同じように当てはまる保証はないのです。

でも私たちは、ともすると、神に与えられた自分の才能や能力、使命、環境を忘れて、周囲の人のいうことを素直に聞いてしまうのです。

特に小さい頃から先生の教えて聞いて従うことを教育されてきていると、優秀な人ほどそうなってしまうのです。

ところが、神につながり、自分に与えられた才能と使命に気づき、神の素晴らしい働きと導きを信じ、神の導きに忠実に従って歩むようになったときに、本当のあなたの人生を送ることができるのです。

どんなに状況や環境が厳しくても、周囲からの否定的な声を聞いても、神の働きと導きを信じて、まっすぐに突き進んでことができるようになるでしょう。

やがて、そうしたあなたの姿勢が、神の働きをさらに推し進め、人の力ではなく神の手によって奇跡的な扉が1つ1つ開かれ、思うところ願うところを遥かに超えた素晴らしい人生が展開していくのです！

神が私たちとともにおられる

マタイの福音書　1章23節

神はいつも私たちと共におられます。

私たちがどのようなことをしていても、常に神が導き、道を開いてくださっていることを心から信じ、神がともにおられることを実感することができる時、私たちはどのような大きな問題に直面していようと、人間的な感覚と言葉では言いやらせことのできない素晴らしい平安の中に置かれることになります。

そして、あなたがその平安の中にある時にあなたの中にある眠っている才能が次々と開花し、あなたがまだ見たこともないような世界へと神があなたを導いて下さるのです。

人々が神に与えられた素晴らしい才能を十分に発揮できない最大の理由は、身の回りに起こる様々な否定的なことや不安をあまりにも素直に受け入れてしまっていることにあるのです。

神の働きと導きを心から信じ始めるとき、一切の周囲の雑音や否定的な考えや不安から自由になりあなたの中に眠っていた才能が一つ一つの開花し始め、神の働く人としてどこまでも大きく用いられていくことになるでしょう！

“わたしはあなたがたに平安を残します。わたしの平安を与えます。わたしは、世が与えるのと同じようには与えません。あなたがたは心を騒がせてはなりません。ひるんではなりません。”

ヨハネの福音書　14章27節

神はいつも最善の道を用意しておられるのです。

私たちは時々世の中のいろいろなニュースや噂を真に受けて今の状況や将来を悲観してしまうことがあります。

神の完璧な導きを信頼るようになると、そうしたことから自由になり、余計な心配事に無駄な力を使わなくなります。

結果的に本当に大切な事に集中できるようになり、神の大きな働きを見るのです。

いろいろな成果をあげて幸せな人生を送るための教えが溢れていますが、この1番根本的なところを大切にする事で、驚くほど人生がシンプルになり、神の奇跡的な働きを次々と見るようになるのです！！

“人の心には多くの思いがある。しかし、主の計画こそが実現する。”

箴言　19章21節

私たちは色々な将来に対する計画を立てます。

やりたいことや夢を語ります。

しかし、同時にそれらの全てが実現するわけではないことも知っています。

同時に、私たちの考えや計画をはるかに超えた素晴らしい事が起こるのも事実なのです。

今のどんな行動が将来のどんな結果に結びつくかを全て予測出来ないのです。

だからこそ、神の前に正しいと思う、神に示された道には、全て忠実に従うべきなのです。

どんなに不可能に思えても、あらゆるチャンスに全て働きかけるのです。

時に神は必要でない扉を閉じ、やがて神が必要な扉を開けるのです。

そうして自分の歩みを振り返った時、神の大きな力に後押しされてきた、素晴らしい人生を感謝する事になるでしょう！

“あなたがたに御霊を与え、あなたがたの間で力あるわざを行われる方は、あなたがたが律法を行ったから、そうなさるのでしょうか。それとも信仰をもって聞いたから、そうなさるのでしょうか。“

ガラテヤ人への手紙　3章5節

私たちの日々の行いは、信じていること、持っている価値観に基づいて決められることが多いのです。

自分の中に誤った情報や否定的な情報を入れ続けると、行動もそういったものに変わっていってしまうのです。

日々神の働きを信じ、神の素晴らしい恵みに感謝し、神の素晴らしい計画を期待して歩む時、あなたの行動もそのようなものに変わっていくのです。

真に揺らぐことのない軸がないとき、安易に人の誤ったアドバイスをそのまま鵜呑みにしてましてしまい、本当に何が正しいのかを考えるきっかけや、考える基準を失っていることがあります。

聖書はあなたに最も大切な人としてどのような価値基準に基づいて歩めば良いのかと言う事について極めて明確な指標を与えてくれるのです。

聖書の中に貫く普遍的なメッセージを受け取る時、決して揺らぐ事のない価値観に基づいて歩む事ができるようになり、素晴らしい神の働きのもとに生きることができるようになるでしょう

”死と生は舌に支配される。どちらかを愛して、人はその実を食べる。“

箴言　18章21節

私たちの人生は、普段使っている言葉によって決まって行くのです。

普段から愚痴や不満を述べていると、そのようなものを自然に引き寄せるようになります。

いつも神が与えてくださっている今の恵みに感謝し、過去の働きに感謝し、将来の用意された素晴らしい計画に感謝してあゆむとき、自然に感謝の言葉が溢れてきます。

ふと一息ついた時に、口から出る言葉をチェックしてみて下さい。

もし否定的な言葉がつい口から出てくるようなら、もう一度静かに、神が備えてくださったこれまでの素晴らしい働きを思い起こしてみてください。

あらゆる限界を超えて、神が働き、いろいろな問題が一気に解決され、理想的な人生を生きている姿を思い起こしてみてください。

あなたの人生をコントロールしているのは、あなたの上司でも、職場でも、環境でもなく、神なのです。

神への感謝と期待の言葉が溢れるようになる時、あなたの人生は確実に変わって行くのです。

あなたがたのうちにおられる方は、この世にいる者よりも偉大だからです。

ヨハネの手紙 第一　4章4節

もし周囲の状況や周囲の人の言葉があなたを気落ちさせることがあれば、この言葉をしっかり心に刻んで下さい。

この世にいるものとは、あなたにあらゆる否定的な影響を与える人々の言葉、閉塞しているように見える希望を失わせる状況、自分の内に響く不安や恐れから生まれるできないかもしれないという消極的な言葉を表しています。

私たちの周囲には希望を失わせる「事実」や「ニュース」が溢れています。

しかし、そうした情報は全て過去のものなのです。

あなたの将来は過去の事実や統計のデータによって決められるのではないのです。

あなたの将来は神によって定められているのです。

確かに前例がなく、権威者の意見や経験ではそんな事は起こりえないかも知れません。

しかし、あなたの内におられる神の働きは常に超自然的なのです。

時々私たちは、常識的な考えにとらわれて、初めから挑戦することを諦めてしまっていることがあります。

あなたの内におられる神には不可能な事はないのです。

この聖書の言葉をいつも心のうちに刻んで、チャレンジし続けるとき、あなたの人生は驚きに満ちた冒険に変わっていくでしょう！！