その人の心の奥底から生ける水の川が流れ出るようになる。(ヨハネ7:38)
人が何かを行うときにには必ず動機があります。
やりたくないことでも、あなたがそれをやるという選択をしたからには必ず理由があるはずなのです。
ときに、私たちはこの理由を深く考えずに、人がやっているからとか、やるように言われたからとか、毎日のルーティーンワークだからというだけで、日々の行動を選択している時があります。
ときには自分の日々の行動を振り返ってみましょう。
自分の心の感情に素直になって、そのときにやっていたことが本当に楽しかったか、心がワクワクしていたか、平安があったかといった感覚を思い起こしてみてください。
心の中にもやもやした、何か足りないような、イライラした感覚があるときは、何かが間違っているサインなのです。
自分の感情を無理に押さえつけて日々を過ごしていると、だんだん感覚が鈍くなると同時に、心の中に鬱積したものがどんどんたまってしまいます。
多くの不快な感覚は、何かを変えるきっかけになります。
不快な感覚の原因を外の状況や、環境、人々に向けることをやめて、その感覚をよくするためにどんなことができるかを考えてみてください。
そしてどんな小さなことでも、少しずつ自分にできることを変えていくのです。
今の環境に向かって働きかけるうちに、自分にはコントロールできないと思っていたことも、神の働きによって変わり始めるのを見るようになるでしょう。
さらに、心の中に、本当の平安、楽しさ、面白さ、感謝が湧き上がるようになります。
それこそが、この聖書の箇所が語っている「心の奥底から行ける水の川が流れ出るようになると」という状況なのです。
充実した人生は充実した1日、1時間、1分の積み重ねです。
今に向かって、自分が変えれることに集中し始める時、神の働きによって、人生が驚くような展開を見せるようになるでしょう!!