あなたの敵を愛しなさい。あなたを憎むものに善を行いなさい。(ルカ6:27)
聖書にいろいろな教えがありますが、この箇所がその中でも最も実行することが難しいものの一つです。
私たちは自分が責められて、傷つけられている時に、その相手を許すことは感情的にはとても難しいものです。
意志の力で無理にそうしようと思ってもできないのが普通です。
逆にあまりにもまともにこの教えを受け入れると、許すことのできない自分を責めたりすることもあるかもしれません。
自分の力だけでなんとかしようとする前に、まず神に目を向けてみてください。
神がどんなに自分が失敗しても、間違った行いをしても、今まで、許し、また次の道を開き、あなたの歩みをいつも温かく見守っていてくれることをしっかり心に受け止めるのです。
神はどんな時もあなたのことを大切に思っています。
人はあなたの行いによってあなたを評価しますが、神はあなたの存在を喜んでいるのです。
人の気分は変わりますが、神のあなたへの愛情は決して尽きることがないのです。
あなたがどんな時も耐えることのない神の愛に集中して、心を神の温かい視線で一杯にするとき、あなたは自然に他人に対して寛容になることができるようになります。
ここに信仰の本物の力があります。
神の愛と力によって支えられたあなたは、まず自分自身が平安を保つことができるようになり、周囲の人々とも驚くほど上手くやっていけるようになるでしょう!