栄光を返す

あなたは心のうちで「この私の力、私の手の力がこの富を築き上げたのだ」と言わないように気をつけなさい。(申命記8:18)

私たちは、何か困難なことを努力して頑張って乗り越えた時、達成感を覚えます。

頑張った自分を褒めたくなるでしょう。

もちろん、それは大切なことです。

自分にご褒美を用意して、お祝いをしましょう。

しかし、決して忘れてはならないことがあります。

どんなことでも、あなた一人の力でできることはないのです。

あなたをサポートしてくれた人が必ずいるはずです。そうした人々への感謝を決して忘れないようにし、感謝をしっかり伝えましょう。

同時に、もっと大切なことがあります。

そうしたサポートしてくれた人、あらゆるチャンス、アイデア、頑張ることのできる力をあなたに与えてくださったのは神なのです。

あなたを導き出してくださった神に対する感謝を決して忘れないようにすることです。

あなたは自分の力だけで達成したのではありません。

神がサポートしてくれる人を与え、力を与え、アイデアを与え、道を開いてくださったのです。

神への感謝を捧げることを、神に栄光を返すと聖書では言われますが、これはとても大切なことです。

頑張ったあなたが素晴らしいだけでなく、それを全て導いてくださった神が素晴らしいのです。

あらゆる偉業を神の導きと捉え、神に感謝を捧げ続ける時、あなたは決して尊大になることはなく、常に謙虚でいることができるはずです。

この姿勢こそが、あなたにさらに大きなチャンスと働きをもたらすのです。

神に栄光を返す時、神はあなたの人生をますます祝福してくださいます!!

今日に生きる

明日のための心配は無用です。明日のことは明日が心配します。(マタイ6:34)

今日1日に最善を尽くすことの積み重ねが、将来をつくるのです。

明日のこと、将来のことについて、つい心配したり、あれこれと余計な思いを巡らしたりすることがあるかもしれません。

もちろん、将来に向けて、目標を持ち、その実現のための計画を立てることは大切です。

しかし、今日、今という時のみが、私たちが何かできる時なのです。

過去は変えれませんし、将来は神の手の中にあります。

今だけが、私たちがコントロールできる瞬間なのです。

今の時を大切にして、今できることに集中して行動し続ける時、神があなたの人生を素晴らしいものにしてくださいます!

揺るがない信頼関係

あなた方の父なる神は、あなた方がお願いする先に、あなた方に必要なものを知っておられます(マタイ6:8)

神はあなたに必要なものを全て知った上で準備しておられます。

でも時には、本当に神は自分のために働いてくれているのだろうかと疑問を投げかけたくなるような状況に陥るときがあります。

そんな時でも、神の働きを信頼し続けるためには、普段からの神との信頼関係作りが大切なのです。

人間関係と同じで、困ったときだけ助けを求めても、なかなか思うように神の計画を受け入れることはできません。

普段から神との対話を通して、常に神が人生を導いていてくださっていることを身近に感じて、本当に素晴らしい働きを受けた時には素直に感謝していると、思わぬ事態に陥っても、神の導きを信頼し続けることができるのです。

そして、その完全な信頼こそが、あなたに窮地に落ちいた時に、平安な心を与え、正しい判断力を備えてくださるのです。

あなたが神との歩調を常に合わせている時、あなたの人生は本当に素晴らしいものになります!

心が満たされるには

人はパンだけで生きるのではない。人は主の口から出る全てのもので生きる。(申命記8:3)

食べるものがあって、健康でも、本当に充実した人生を送るためには、心が満たされていることが必要です。

逆に、経済的に問題を抱えていても、病気の中にあっても、心が折れなければ強く乗り越えていくことができます。

人間関係に恵まれていても、苦しんでいても、心がいつもしっかり自立していれば、周囲からの影響によって、人生が浮き沈みすることはなくなります。

何が私たちの心を支えているのでしょうか。

それは神からの愛と、希望だと思います。

人は変わり、状況は変わり、あらゆるものは変わります。

しかし、神のあなたへの愛は決して絶えることはありません。

神があなたのために備えてくださっている素晴らしい計画も決して変わりません。

神から注がれるあらゆる励ましの言葉は聖書に明確に記されています。

そうしたものをいつも心に止める時、心のうちに神からの愛と希望が宿り続けるのです。

それこそが、心が満たされた人生の鍵です。

今、不足しているものや、問題点から神の言葉に焦点を移してみてください。

あなたの人生はますます素晴らしいものになって、輝き始めるでしょう!

温かい眼差し

私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、、、(1ヨハネ4:10)

神は私たちが生まれる前から、今のこの時代に、このタイミングで私たちに命を与えようと計画されていました。

神は本当に私たちのことを大切に思って、素晴らしい人生を生きて欲しいと願っています。

そして、そのために必要なものを全て用意しようと計画されているのです。

一時的にそれが私たちにとって表面上良いことであっても、悪いことであっても、神は常に私たちのことを考えて必要なことを備えているのです。

思いがけない災いすら、神は良いことの計らいとして、計画しているのです。

どんなことでも、神にとって驚くようなことは一つもありません。

わたしたちは神ではないので、神が備えた計画の全てを見通すことはできませんし、その意味を全て理解することはできません。

しかし、神がいつも温かい目で私たちを見守っていてくださることを信じることはできます。

この神の素晴らしい働きを信じるということは、私たちの意思の力で、無理に選択しようと思っても難しいことがあるでしょう。

でも、それはむしろ、私たちが神の優しい大きな心を知って、神を受け入れる決断をするというよりも、神の圧倒的な愛に押されて、私たちが気付かされるという感覚です。

自分の力だけで神の素晴らしい働きを信じようとしても、自分にとって不都合なことが続くとき、それは容易ではありません。

毎日聖書に触れ、神の素晴らしい働きをイメージし、感謝してみてください。

圧倒的な神の愛に心を集中するとき、自然にそれがわかるのです。

そのときにあなたの人生は大きく変わっていくのです!

人生が一変するきっかけ

私に近づくものによって、私は自分の聖を表し、すべての民の前で自分の栄光を現す。(レビ10:3)

神は、「すべての民の前で、自分の栄光を現す」と語っています。

つまり、誰にも見える明らかな形で、神の素晴らしい働きが現れるというのです。

「これは奇跡的なことだ」と、万人が認めざるをえないようなことが、あなたの人生に起こるというのです。

あなたの人生が、そんな凄いことの連続だったらどんなにエキサイティングでしょうか?

そんな素晴らしい人生を送るための鍵が、その前に書かれています。

「私に近づくものによって、」なのです。

どうすれば神に近づくのでしょうか?

教会では、聖書を読み、祈り、教会に通うことが大切だとよく言われます。

確かにそうです。

でも、もっと大切なことがあります。

あなたが神の助けを求めざるをえないような、大きな目標にチャレンジすることなのです。

私たちは、自分の予測できる範囲内で、自分の力の届く範囲内で物事を行っている時は、自分の力を超えた存在の助けを必要としません。

本当に自分の力では全くどうすることもできないような状況に追い込まれて、初めて、自分の力を超えた神の働きを心の奥底から真剣に求めるのです。

とても不可能と思えるようなことにチャレンジしてみてください。

窮地に追い込まれてみてください。

否が応でもあなたは何かにすがりたくなり、助けを求めるでしょう。

その時こそが、あなたが本当に神に近づくことができる時なのです。

すでに窮地に追い込まれて、ピンチに陥っている人には、今が最高のチャンスです。

どん底の孤独の中で、人は本当に神に出会います。

常識的な方法では打開策がないからこそ、超自然的な神が働く余地があるのです。

そして、一旦あなたが窮地の中から神の奇跡的な働きによって救い出される経験をすれば、あなたの人生は一変します。

なぜならあなたは神と共に歩むとはどういうことなのかを身を持って学んだからです。

その時から、あなたの人生は、圧倒的な神の素晴らしい働きで、満ち溢れるようになるでしょう!

本物の動機とは

世と世の欲は滅び去ります。しかし、神の御心を行うものは、いつまでもながらえます。(1ヨハネ2:17)

私たちはいろいろな動機で仕事や、日常生活を送っています。

時には、服や、アクセサリー、豪華な芸術品、車、家等々のものが欲しいために努力することもあるでしょう。

あるいは、地位や、収入といった、もっと目に見えないもののために働くこともあります。

そうした、私たちの欲望を満たすための動機は、時には強いものであり、悪いことではないと思います。

しかし、そうした動機は決して長続きしません。

何かを手に入れたら、また次の何かを求め続けるようになり、決して満たされることがありません。

さらに、何かの特定の動機に動かされている時には、往々にして、人生のバランスを崩すことがあります。

聖書のこの言葉はこうした動機について、極めて明確な指針を示しています。

私たちに目に見える、世の欲はいずれ滅び去るのです。

神に与えられた使命の追求のために、そして、究極的には、自分のなすこと、成果のあらゆることが、神を喜ばせることにやりがいを感じるようになる時、私たちは、決して尽きることのない充足感、やりがいに満たされます。

神の素晴らしさを表すためにあなたがベストを尽くす時、1日1日の一つ一つの小さな行動全てがやりがいにつながるのです。

あらゆることに常に最善であろうとすることこそが、神の素晴らしさを表しているのです。

あなたの中に、神というぶれることのない軸が、動機の源として備わる時、あなたの人生は、とても素晴らしいものになります!

ちょうど良い時に

神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神がちょうど良い時にあなた方を高くしてくださるためです。(1ペテロ5:6)

社会の中では、どのようなステージにいても、競争があり、自分を売り込まなければいけない場面があります。

学生なら試験で、社会人ならいろいろな仕事のプロジェクトを通して、少しでも自分の能力を認めてもらうためにベストを尽くそうとするでしょう。

しかし、時に思ったように評価されなかったり、結果が出なかったりすると、ストレスを抱えることになります。

そんな時、この言葉を思い出してください。

自分の力だけで無理にこじ開けようとするのではなく、神の力強い導きに信頼する時、神の働きによって扉が開かれるのです。

神がちょうど良い時に、あなたを引き上げてくださるのです。

神の働きは時にかなって美しいのです。

あなたが神の最善のタイミングを信頼する時、いちいち思うように評価されないとか、結果が出ないといった一つ一つのことに左右されることなく、どんな時も最善を尽くし続けるようになり、そのあなたの姿勢が新しい道を開くのです!

今日強められる

恐れてはいけない。しっかり立って、今日、あなたがたのために行われる主の救いを見なさい。(出エジプト14:13)

私たちは、時に自分でも驚くようなチャンスにめぐり合うことがあります。

全く予期もしない方法で道が開かれることがあります。

あなたの人生を振り返ってもそうした転機が必ずあることでしょう。

神はあなたの人生の方向性を根本的に変えるような素晴らしいチャンスを備えていてくださいますが、時に、それが突然やってくるため、私たちの心が準備できていないことがあります。

そんな時のために、この聖書の言葉をしっかりと心に刻んでおきましょう。

自分でも恐れるような大きな挑戦の舞台に向かう時、神が必ずあなたと一緒にいて、支えてくださるのです。

あなた一人で戦っているのではないのです。

そして、この言葉にあるように、神の働きは、「今日」なのです。

必要な時、今に神は働かれるのです。

あなたがどんな未経験の大きなことにチャレンジしようと、神はいつもあなたのそばにいて、力を貸してくださいます。

天地万物をコントロールしている力があなたと共にあるのです。

このことを本気で信じる時、一切の恐れが消えます。

そして、大胆に行動に出ることができ、そのあなたの姿勢と行動が、人生を新しいステージへと導くのです!

良いことのための計らい

あなた方は、私に悪を計りましたが、神はそれを、良いことのための計らいとなさいました。(創世記50:20)

どんなに正しいことをしようと心がけていても、時には、思いがけない罠にはまったり、利用されたり、批判を浴びたりすることがあります。

旧約聖書に登場するヨセフもちょっと大言壮語したことがきっかけになって、兄弟たちに嫉妬されて、奴隷として売られてしまったのでした。

しかし、神は全く違った計画を持っていて、奇跡的な方法で、彼を当時の最高権力のエジプトの食料管理の部門のトップに導きます。

国全体が飢饉になって、ヨセフの兄弟たちは、食べるものに困って、エジプトの国に助けを求めました。

宮廷に入った時、なんと彼らが奴隷として売り飛ばしたヨセフが、そこにいたのでした。

あなたに襲いかかるあらゆる不幸なことは、一時的なことにしか過ぎません。

しかも、神がそれを良いことのために用いられているのです。

神があらゆることをコントロールしていることを知るなら、いちいち自分の身に起こったことに反応して、感情を乱すことがなくなります。

どんなに大変な状況になっても、神が必ず導き出してくださり、それだけでなく、その状況をさらに良いことのために用いられること確信するとき、本物の平安に包まれます。

神はどんなときもあなたの味方です。

あなたの心が、神の守りに支えられているとき、どんな状況でも、いつも穏やかな心を持って、正しいことをやり続けることができます。

そして、結果的に、神の奇跡的な働きを見て、この聖書の言葉の意味が自分の体験を通してわかるときが来るでしょう!

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