”あなたがたの間では、そうであってはなりません。あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、皆に仕える者になりなさい。“
マタイの福音書 20章26節
私たちが恐れや、不安、怒り等の否定的な感情を感じる時には、多くの場合その根底に自分を中心に考える思いがあるものです。
私たち人間には誰にでも自己保存の本能があるので、いつも自分を中心に考えてしまうのは、私たちの本性です。
しかし、自己中心の考えが強くなればなるほど、自分の思う通りに進まないことが多くなり、人生が複雑になっていくものです。
自分はこうしたいのに、周囲の人とうまくいかない、これをやりたいのに、あれが足りない、自分が正当な評価を受けていない等々、、あらゆる不満と不足の感情は、自分のことをまず第一に考えるところから生まれるのです。
現代社会では色々なプレシャーから、なんとか自分を良く見せようと、自分の成果を高めようと、自分を中心とした行動を取りがちになっています。
しかし、聖書は異なったアプローチを教えいます。
聖書のあらゆるところには、「仕える」ということが出てきます。
私たちが、自分のことを後回しにして、神にまず仕え、周囲の人に仕えることを習慣にする時、人生は驚くほどシンプルになり、自分の思うところをはるかに超えた素晴らしい道が開かれていくのです。
自分でどんなに人生を計画したところで、現実は全て自分の思うようにはいかないことを知っているはずです。
ところが、自分でコントロールしようとすることをやめて、神の導きに素直に従って、神が与えてくださるあらゆることを忠実に行っていく時、全く予想もしなかった大きな道が開かれるのです。
自分のことよりも周囲の人のことを考えて行動する時、良い関係を保つことができ、思いがけないチャンスがやってくるものです。
私たちの視点は短期的で、損得を考えてしまうものなので、見返りを考えずに仕えるというのは、容易ではないかもしれません。
しかし、神に従い、周囲の人に仕えることをによって、思いがけない道が開かれ、人生が大きく転換する経験をすると、そのあまりにも衝撃的な経験が、あなたの習慣を変え、進んでそうするようになるものです。
同時に神の導きに従い、人に仕える人生が極めてシンプルで、複雑な感情や問題から自分を自由にすることを知るようになるでしょう!
そして、神に導かれて素晴らしい人生が展開していくのを見るようになり、感謝に溢れた日々を過ごすようになるのです!!
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