“そこで、イエスはその人だけを群衆の中から連れ出し、ご自分の指を彼の両耳に入れ、それから唾を付けてその舌にさわられた。“
マルコの福音書 7章33節
イエスが言葉を話すことができない人を癒したときの奇跡の記録です。
聖書を読むと、イエスは度々癒そうとする人を周囲の人から遠ざけて、イエスと1対1の関係にして、限られた空間の中で癒しの奇跡を行われるのです。
これには実は深い意味があるのです。
私たちは日々生活の中で外からの様々な情報を見たり聞いたりします。
その中には、あなたを勇気付け、力づけるものもあるでしょうが、あなたを気落ちさせたりするものもあることでしょう。
イエスが、神の働きを受けて奇跡を行おうとしたときに、周囲の雑音から離れたように、あなたも神の素晴らしい力や働きを受けるためには、時には周囲の様々な影響から自らをシャットアウトして、神にフォーカスすることが大切なのです。
それは何もいつも閉じこもった部屋にいなければいけないという意味ではありません。
どこにいても、あなたは見たり聞いたりするものを自分で選択することができるのです。
人々がどんな事を言おうとも、それを受け入れるかどうかはあなた次第なのです。
あらゆる周囲の影響から離れて、神の力をダイレクトに受け始めるとき、あなたの人生は変わり始めます。
初めは小さな変化かもしれません。
しかし、一旦神とともに歩むことの素晴らしさを知り始めると、ますます、周囲の影響から逃れて、どんなことがあなたの周りで起きようとも、何を言われようとも、神の使命の前に真っ直ぐに歩むことができるようになるのです。
そのとき、あなたは神が自分に命を与えてくださったことの本当の意義を知ることができ、本当に充実した幸せな人生を送ることができるでしょう!!
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