与えなさい。そうすれば、自分も与えれられます。人々は量りをよくして、押し付け、揺すり入れ、溢れるまでにして、懐に入れてくれるでしょう。(ルカ6:38)
この言葉は人生が豊かになるための究極の成功法則を見事に表しています。
常に人々の価値を高めるものを提供することは、仕事にに限らず、あらゆる人間関係においても一番大切なことです。
しかし、ともすると、私たちはこの大切な真理を忘れてしまうのです。
私たち人間は本質的に自己を大切にしようとする存在なので、常に他人のことを考えて、人々に与えることを考えることは、意識していないとできないのです。
そして、何よりも大切なことは、まず、自分が十分に満たされていることです。
人は自分の中にどんな形であれ、欠乏感があると、決して人のことを考えたり、人に良いものを与えようというゆとりは生まれません。自分の健康、立場、経済的な状況、プライド等々、自分の存在自体が脅かされるような状況にあると、人のことをかまっている場合ではなくなるのです。
そして、いろいろな人間的な策略が生まれるのです。競争の激しい現代社会では、これがいろいろな問題の根源になっていることがほとんどです。
ここに、聖書の力があります。
聖書が語る神は、あなたに本当に必要なものすべてを与えると断言しておられるのです。
あなたがどんなものでも必要な時に備えられることを知っていれば、決して欠乏感に悩まされることはありません。どんな状況にいても、神がいつもそばにいてくれて、自分の存在を喜んでいてくれていて、力を貸してくれていることを本当に感じていれば、決して孤独感に悩まされたり、無力感に襲われることはありません。
あなたが神が与えてくださっている圧倒的な恵みを信じている時、あなたの中から欠乏感が消えるのです。
その時、あなたは初めて人に進んで、いろんなものを与えることができるようになります。そして、あなたが与える存在になると、本当に人々はあなたに進んで与えてくれるようになるのです。
すべてはあなたの心の中での神との強い結びつきから始まるのです。
あなたの心が満たされる時、あなたの人生に素晴らしいことが次々と起こるようになります。
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