理屈を超えた信仰

“しかし、ノアは主の心にかなっていた。”

創世記 6章8節

神に自分の全てを捧げて従う時、本当にいろいろな素晴らしい神の大きな働きが起こるようになります。

自分の持つすべてと言うのは、時には神の導きが全く理解できなくても、常識的な判断ではそんなことをやっても無駄になるのではないかと思うようなことにでも、とにかく神に導かれ示された事は何でも全てやってみると言う姿勢なのです。

ノアが方舟を作るように神に示された時、全く雨が降る気配はありませんでした。

しかも巨大なサイズの方舟を神に作られるように言われたのです。

その大きさは5万トン級のタンカーに匹敵するもので、長さ137m、幅23m、高さ14mと言われています。

こんな大きな船を、全く雨が降る気配もない時に、神に洪水に備えて作る様に言われたと言って、1人でコツコツと作り始めた時、人々からのノアへの嘲笑は想像に難くありません。

彼自身も、自分の心の中に幾度と無く、こんなバカなことをしていても大丈夫なのだろうかと思いながら、ただ毎日コツコツと船を作り続けていたに違いありません。

彼にはその先に何が起こるか全ては見えなくても、神に言われたことに忠実にベストを尽くし続けたのでした。

その結果、方舟が完成し、洪水がやってきて、神の導きの正しさを見ることになったのです。

神はノア以外の人にも、方舟を作る様に語っていたかもしれません。

でもこんな常識はずれな大変な労力のかかることを、本当に真面目に忠実にやったのがノアでした。

神はどこまでも神の導きに忠実な人を求めておられます。

神の導きは、人間的な計算や策略をいつも遥かに超えています。

そして神は、人間的な計算では、どう考えても採算が合わないような、またやっても無駄に思えるようなことをやるように示されることがあります。

それでも、神の導きに忠実に従って自分のできるベストを毎日やり続ける時、神はその働きを見ておられ、その働きに必ず報いてくださいます。

神の働きがいつどのような形で大きく起こるかを全て知る事はできませんが、今日、今というときに、神に忠実にできることがあるはずです。

私たちが神に忠実であれば、思うところ願うところを遥かに超えた大きな働きが一つ一つ起こっていくことでしょう。

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